鯨と羊とおおいなる猫

草を食むように、文字をならべます

日々の思想による疲れと、それについての一考

カフカ

太宰。

夏目漱石

マルクス

ニーチェ

ヘミングウェイ

ドストエフスキー

 

挿入-

 

彼ら以外にも私が好きな本書きはごまんといるが、ごまんと挙げていたらキリがない。

許せ、フィリップ・K・ディックとかメルヴィルとか...ホントごめん

 

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彼らは思想する。もといしていた。

私は彼らの思想をのぞき、すくい、においを嗅ぎ、なめてみたり、叩いてみたりする。

それがたった一度、たったひとつの思想であるのなら、実に趣深く、いたく安易なものであるだろう。

だが、彼らは諸氏百家。尽きることのない思想の奔流で私を襲う。

私は万物を受け入れられる溶媒でもない。氷塊のうえに彼らは氷塊を落としてくる。

そして、あるときになると、私の意志とは関係なく、門はしまる。

それから悠久(誇張)の流れののち、氷塊は私となる。そして門がひらく。

 

思想とはとても重い!私にとってのカルボナーラだ。それも卵が乗っているもの。

しかし、彼らの甘い誘惑には逆らえない。抗えない。のっぴきならない。

 

そう、私は思食家であるのだ。マウスほどの胃をもった思食家。

平成吸引祭日

ふぅー。今日も一仕事をとげたとげた。なしとげた。

さぁ、なにかで一息つこうじゃないか。

右手を上着のポケットに伸ばし、取り出す。

箱から出し、強く加えて味わう。

 

ココアシガレットはいつも美味い。

耽美な味だ。

 

 

昨日は本が落ちてくるほどアンラッキイだったが、

今日はなかなかにグレイトフルな一日だ。

スティーブンソンの宝島が落ちてきた昨日より、

ワイルドのドリアン・グレイを拾い上げた今日が素晴らしい。

世界に「善」と「悪」があるとして

昨日(さくじつ)の不吉は今日に的中した。

いかんしがたい仏滅である。

 

世界に「善」と「悪」があるとして、

あなたはどちらだろうか?

すくなくとも、私のコーヒーは善である。

デッドマンズ・チェストに降りた彼らは少なくとも悪である。

 

うーむ、いかんしがたい。

不吉こぼれおちる

今日は不吉な一日だった。

いわゆる凶であった。

いわゆる赤口であった。

 

朝五時半に目がさめた。

曇天にすずめが鳴いていた。

いくつかの咳を聴いた。

コンビニのおにぎりは味がしなかった。

 

彼は7人のアンドロイドを殺して、電気羊を買うつもりだ。

皐月とメランコリア

あけましておめでとうございます。ゴールデンウイークが。

この時期に話題にのぼるもののひとつに五月病なるものがあります。

今日はそれを英訳して、格好のいいタイトルをかかげよう。そう考えていた次第であったのですが。

よくよく考えてみれば外国にゴールデンウイークなるものはありません。ゴールデンウイークは英語のくせに。

そう。海をこえた国々には憲法も、緑も、こどももどれも、存在しないのです。

 

ですが、すこしネットを漁ったところ、"Jenuary blues"なるものがありました。

なるほど、なるほど。クリスマスからニューイヤーのイベントに由来するようです。

バンコクあれど、ひとが思うことはそんなに変わらない。

 

なるほどヴェルレーヌ太宰治がいるわけだ。

歴史的大敗。あるいは

本日討ち取った模試と、もがれた十字架について。

世界史はやんごとない量復習をしたので、もちろん点数もよかったです。

100点の満点として考えると、8割、あるいは9割ほどとれていました。とてもいいです。

 

しかし、その血の代償は大きなものでした。

そう「国語」。長年私の統治下におり、血も濃い彼が蜂起したのです。

 

「王侯将相いずくんぞ種あらんや!」猛々しい叫び。

 

とくにその”日本語パルチザン”を率いたのが古典でした。昔からのトラブルメーカーです。ですので、これからは古典に力をいれていく所存です。

 

盛者必衰。おごれる私は久しからず。

 

 

今朝、ミスタードーナツでコーヒーとドーナツを頼んで食べました。

そのとき世界史をしていました。勉強を控えよとの布告があることに気が付かずに。

「本当に申し訳ない」

 

そういえばシン・ゴジラを見ました。とてもいいですね、あれ。